藻琴山展望駐車公園

北側から屈斜路湖を見下ろす

屈斜路湖の雄大さを感じるには、峠から見下ろすのも方法のひとつ。方角の異なる峠からは、それぞれに違った魅力あふれるパノラマが展開されます。ここでは、北側から見下ろす位置にある峠を紹介します。 川湯-網走間を結ぶ道道102号を川湯から進むと、まず標高430m地点に「藻琴山展望駐車公園」があります。湖を一望できるだけでなく、硫黄山や川湯温泉街を眺めることができます。その先に現われるのが、小清水町との分岐点である小清水峠。そして藻琴山への登山起点となる展望台(ハイランド小清水725)への分岐点である藻琴峠(620m)となります。この峠からは、雄阿寒岳からオホーツク海、知床連山まで180度以上?の、いかにも北海道らしい景観を満喫することができます。ちなみに、峠が相次いで2つあるのは、町村の管轄が分かれているためです。

藻琴山展望駐車公園:ポイントその1

ここは休憩場所としてオススメ。駐車スペース以外に、座れる東屋もあり、ドライブ途中でぜひ一休みしてもらいたいところです。左前方(南東)に見えるモクモクと煙を上げている山はアトサヌプリ。アイヌ語で「裸の(アトゥサ)山(ヌプリ)」という意味を持つ硫黄山です。その手前に広がるのが川湯温泉街です。  右前方(北西)には屈斜路湖の中島、その中島の奥には和琴半島があります。さらに右方向へ目を向けると、見えてくるのは阿寒の山々。両手を広げて深呼吸すればチョー気持ちい~!場所であることには間違いありません。 そうそう、厳冬期に屈斜路湖が全面結氷したかどうかを川湯EMCが発表する際は、美幌峠とここからの確認が必須。重要な観測地点でもあるんです。

藻琴山展望駐車公園:ポイントその2

屈斜路カルデラを望む雲海スポットとしては津別峠が有名ですが、6月~10月の間しか峠に通じる道が通行できません。じゃあ、それ以外の時期は見られないのか…と気を落とさないで!実はココ、隠れた穴場!?なんです。川湯温泉街から車で30分ほど走るだけ。もちろん気象状況ですから必ず見られるわけではありませんが、見られたときの感動はきっと言葉にできませんよ。スタッフは2014年1月に、ここでサンピラー(太陽柱)も見てしまったんです!マイナス10度以下になると、空気中の水蒸気が凍ってキラキラ光るダイヤモンドダストを見ることがあります。このダイヤモンドダストが天空にたちのぼる光の柱となって、私たちの目に映ることがあるのです。

フォトギャラリー

アクセス

アクセス(空港・JR・バスの場合)

川湯エコミュージアムセンターより
川湯エコミュージアムセンターより藻琴峠への公共バスなどはありません。

釧路・釧路空港方面より
釧路空港 ⇒ 釧路空港連絡バス(約45分) ⇒ JR釧路駅 ⇒ JR釧網本線(約1時間40分) ⇒ JR川湯温泉駅 ⇒ 阿寒バス(約10分) ⇒ 川湯温泉

網走・女満別空港方面より
女満別空港 ⇒ 女満別空港線(約30分) ⇒ JR網走駅 ⇒ JR釧網本線(約45分) ⇒ JR知床斜里駅 ⇒ JR釧網本線(約45分) ⇒ JR川湯温泉駅 ⇒ 阿寒バス(約10分) ⇒ 川湯温泉

中標津空港方面より
中標津空港 ⇒ 中標津空港線(約30分) ⇒ 中標津バスターミナル ⇒ 阿寒バス(約1時間30分) ⇒ JR標茶駅 ⇒ JR釧網本線(約30分) ⇒ JR川湯温泉駅 ⇒ 阿寒バス(約10分) ⇒ 川湯温泉

*藻琴山展望駐車公園までの公共バスはございません。川湯温泉または最寄の駅よりハイヤーなどをご利用ください。JR川湯温泉駅が一番近いですが、小さな駅の為タクシーは常駐しておりません。予め、ツアー会社やハイヤー会社などにお問い合わせの上、お越しください。

アクセス(自動車の場合)

マップコード
444 060 318

川湯エコミュージアムセンターより
川湯エコミュージアムセンター ⇒ 国道391号線・道道102号線(約20分) ⇒ 藻琴峠

釧路・釧路空港方面より
釧路市街 ⇒ 国道391号線・道道102号線(約2時間45分) ⇒ 藻琴峠
釧路空港 ⇒ 道道53号線・道道102号線(約2時間15分) ⇒ 藻琴峠

網走・女満別空港方面より
網走市街 ⇒ 国道244号線・道道102号線(約1時間30分) ⇒ 藻琴峠
女満別空港 ⇒ 国道334号線・道道102号線(約1時間30分) ⇒ 藻琴峠

中標津方面より
中標津空港 ⇒ 道道13号線・国道243号線・391号線・道道102号線(約1時間45分) ⇒ 藻琴峠

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